2015年02月23日 スタッフ帰国報告

フィリピン国際交流プログラム

浅菜

この記事を書いた人

浅菜 【ボランティア担当】

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JSTの中でも大人気!フィリピン国際交流プログラムに添乗しました。今回のプログラムには総勢12名の学生が参加してくれました。

活動内容は毎回と同じスラム地区に住む子供たちへの食糧支援と現地の大学生との英語交流に加え、どまつりでも有名なよさこいを披露してきました。

「ピンチをチャンスに!活きた英語を学ぶ!」
☆☆☆三大特典☆☆☆
①スラム街でのボランティア活動:子供たちへの食糧支援+交流
②活きた英語を学ぶ:フィリピンの大学生と英語を使って国際交流!試験のための英語ではなく、コミュニケーションツールとしての英語を学ぶ!
③フィリピンを知り、日本を知り、新しい自分に出逢う「きっかけ」

このプラグラムでは、スペイン、アメリカ、日本に統治された背景があり、現在も様々な文化が入り混じるフィリピンの中心「マニラ」を訪れます。

ボランティア活動を通して、バセコと呼ばれる貧困地域(スラム地域)を訪れ、食糧支援をしたり、子供たちと遊んだりします。

貧しい子供たちと聞くと、暗いイメージがありますが、実際は子供たちが見せる笑顔に私たちが元気をもらえます。

フィリピンでは第2言語として小学校から英語を勉強するため、現地の大学生とのコミュニケーションは英語で行います。

今まで私たちが学んできた試験対策の英語ではなく、コミュニケーションのための英語力が大切だと知ることができます。

都市部とスラム地区の両世界を自分の目で見て、異なる生活を送る人たちと交流を深めることで世界観を広げ、価値観に良い影響を与えます。

バセコでの活動開始。すっかり子供たちと仲良くなって、大学生1人に対して10人以上の子供たちが一斉に「クヤ(お兄さん)」「アテ(お姉さん)」という掛け声とともに集まってきます。

みんな幸せそうな笑顔をしてくれて、とても心が温まる時間を過ごしました。

また普段、子供たちが食事や遊びの際に利用する部屋を模様替え!みんな、服や手をペンキで汚しながらも、壁と天井を綺麗にペンキで模様チェンジをしました。

記念にみんなの手形も残してきたので、次回の参加者が来るときに是非見てほしいです。

活動最終日には、日本から持参したカレーをご馳走したり、用意していたはっぴを着て、よさこいの踊りをみんなでし、日本ならではの魅力を子供たちに伝える時間となりました。

短期間ではありましたが、子供達と過ごした時間は、とても有意義なもので、ジープでバセコを離れるまで、ずっと手を振って見送ってくれました。

「ボランティアとは何か?」
「何かを人にしてあげることなのか?」
「それ以上にバセコの子供たちから学んだものが、多かったのではないか?」

今回の活動を通して、参加者それぞれが考えるいい機会となりました。

バセコでのボランティア活動に続いて、現地のエミリオアギナルド(EAC)大学の生徒と英語を使って、国際交流をしました。

同世代の大学生との英語での交流。
はじめは、とても緊張しましたがEACの大学生はとても気さくで、自己紹介でもみんな自信をもって英語で話をしていた姿には感心しました。

大学生との交流では、日本のゲーム(輪投げ)やよさこいを披露し、景品として日本から持参した駄菓子をプレゼントしました。

最後にはEACの大学生も巻き込んで一緒に踊ることができ、英語という言葉だけではなく、心と心で会話ができたと感じた瞬間でした。

最終日にはラフティングを体験!フィリピンの自然を満喫しました。船頭さんがボートを漕いでくれて、どんどん奥の方へ進んでいき、最後は滝の中へ突っ込みます。今までの活動の疲れが一気に取れるほど楽しく清々しい1日となりました。

8日間のフィリピンでの滞在を経て、最幸の時間を過ごすことができました。
みんな出発前以上に表情にも自信にが満ち溢れ、今後の活躍に期待しています。

この旅を通して、沢山の人に出会い、沢山のことを学び、沢山のことに感動・感激をうけました。全ては、これからの人生の旅路の始まり!

どんどん周りの大切な人を巻き込んでいきましょう!

 

浅菜

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浅菜【ボランティア担当】