続*歩く歩く歩くNZ
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鈴木 【パッケージ担当】
今回のニュージーランドは南島、アーサーズパスから日帰りで歩くこと往復約7時間コースのavalanche peakをご紹介します。
avalancheは「崖崩れ」とか「雪崩」という意味で、名前の通り大きな岩がゴロゴロ、一歩まちがったら真っ逆さまの崖っぷちの連続、それはそれは恐ろしい山でした。
が、この山が入山届け不要、ガイドブックにも危険とか書いてない。。なんでだろ。
それはやっぱりそんな怖さが吹っ飛ぶほどの絶景が待ってるから。そうに違いない。
頂上までは2つのルートがあります。
・avalanche peak track
・scotts track
今思えば往復ともscotts trackにしておけばよかった。。
行き帰り違う景色のほうが楽しめると思い、行きは急勾配のavalanche peak trackを選択。
険し過ぎる道、人もほとんど通らない、寂し過ぎるー。
体力うんぬんよりも崖スレスレを歩く恐怖心との戦いです。恐怖で足がすくんで動けず座り込むことしばし。
最後の数十メートルは両側が崖、へたりこんでいたところを救世主のイギリス人カップルに救われ、前後護衛付で登頂!
標高1833m
頂上に辿り着けば360℃、視界を遮るものは何もなく、青空に雪山が映えて超キレイ。でも頂上のスペースは猫の額ほど・・立ち上がるのもおそろしい。。
最大限に上半身を回転させて写真を撮ってみました。
下山のルートはscotts track、こちらも険しさは変わらず。。でも景色がいい!雪山も見える。花もたくさん。
devil’s punchbowl fallsが麓に近づくにつれてどんどん大きく見えてくる。
そんなこんなで約7時間半かかって麓に到着!!
無事生還したのでした。
時間の関係でアーサーズパスに居られたのは1日だけ、登山はワンチャンス、この日が晴れなければ今回の計画は壊滅的。
おかげさまで奇跡的に晴れました!!超ツイテル☆
天気予報はあくまでも予報、特に山の天気は刻々と変わります。アーサーズパスの天気予報は雨予報のことが多いですが、希望を捨てずアーサーズパスまで行ってみましょう。
年越しの深夜0時、カウントダウンで騒がしくなるかとおもいきや、宿は満室なのになぜかとっても静か、さすがハイカーの町。
外に出て見た空には満天の星が。。空気の透明さ、空の近さ、星の明るさ、億千万の星、瞼に焼き付いて忘れられない光景です!