2024年05月24日 スタッフブログ

円安の今だからこそ、行くべきマルタの魅力

早川

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今日は、私の大好きな国、マルタについてお話しします。今回のテーマは「円安の今だからこそ行くべき世界遺産の国、マルタ共和国」です。この写真に写っているのは、マルタの首都バレッタです。この街全体が世界遺産に登録されています。

マルタは小さな島国ですが、その中に3つの世界遺産があります。円安の今、なぜマルタに行くべきかについてお話ししたいと思います。

マルタ共和国基本情報

マルタってどこにあるの?ということで、下の地図をご覧ください。マルタ共和国はヨーロッパのイタリア、シチリア島のすぐ南、チュニジアとシチリア島のちょうど中間くらいに地中海に浮かんでいます。シチリア島と比べても本当に小さな島国です。

マルタ共和国

マルタ共和国は、マルタ島、コミノ島、ゴゾ島の3つの島から成り立っています。「マルタ」と言うと通常はマルタ島を指しますが、今日は「マルタ共和国」という形で紹介させていただきます。
この小さな国がどのようにして行くのか、どんな魅力があるのかについてお話ししていきたいと思います。

面積約316平方キロメートル(名古屋:約326平方キロメートル)
人口約53万人(名古屋の人口約233万人/豊田市約42万人)
首都ヴァレッタ(世界遺産)
公用語マルタ語と英語(1800~1964年 イギリス保護領)
通貨ユーロ
時差8時間(サマータイム7時間)
主要産業観光、製造業(電子・繊維)、サービス業

マルタ共和国への行き方

マルタへの旅行には主に2つのルートがあります。
1つ目はエミレーツ航空を利用する方法で、成田、関空、または名古屋から出発します。名古屋から関空まではエミレーツ航空の無料バスが利用できます。このルートでは、関空からドバイ経由でマルタへ向かいます。ドバイまでの飛行時間は約10時間半、ドバイからマルタまでが7時間半で、合計18時間の旅行時間となります。
2つ目はトルコ航空を利用する方法で、こちらは少し時間が短縮されます。イスタンブールまでが14時間、イスタンブールからマルタまでが2.5時間で、合計16.5時間の旅行時間となります。
トルコ航空を利用すると、マルタには朝8時頃に到着し、帰国も午後7時から8時頃になります。そのため、帰国日もゆっくり過ごすことができます。一方、エミレーツ航空を利用すると、マルタには午後2時から3時に到着し、帰国も午後3時頃になります。そのため、到着日と帰国日はそれぞれ夕方まで、または午前中だけの滞在となります。
滞在時間を最大限に活用したい場合は、トルコ航空がおすすめです。特に、滞在期間が短い6日間から7日間の旅行ではトルコ航空が最適です。一方、8日間以上の長期滞在の場合は、エミレーツ航空がおすすめです。これらのポイントを覚えておくと、旅行計画がスムーズに進むでしょう。

マルタ共和国への行き方

マルタ共和国の魅力

1.物価安

マルタへの旅行は、物価の安さが魅力で、ヨーロッパの主要国と比べて、食事や買い物にかかる費用が格段に安いです。特に、スーパーやショッピングモールでの買い物は、お土産になりそうな商品がたくさんあり、その価格は驚くほど安いです。例えば、2Lのペットボトルの水は0.37ユーロ(約60円から70円)で、500mlのものでも40円程度で販売されています。また、マルタのオリジナルビール「チスクビール」は500mlで200円前後、パスタやお菓子などの土産物も非常にお得に購入できます。
レストランでの食事も、一見するとそれほど安くはないかもしれませんが、高級なレストランでもパスタやピザなどの一品料理が2000円以下で提供されています。さらに、2人以上でシェアすれば、一食あたりの費用は5000円以下に抑えられます。
他の国と比べても、マルタの物価は非常にお得です。食事のクオリティも高く、満足度も高いです。そのため、マルタへの旅行は、物価の安さが一番の魅力と言えます。

2.最高の治安

マルタは治安が非常に良いという特徴があります。その理由の一つとして、医療費や学費が国から補助されているため、貧困層が少ないという点が挙げられます。これにより、スリや万引きといった犯罪が少なく、安心して旅行を楽しむことができます。
特に、マルタの旧首都であるイムディーナは、その雰囲気からも治安の良さが伺えます。また、マルタでは路上生活をしている人をほとんど見かけません。これは、日本でも同様に治安が良いとされる国と比較しても、マルタがさらに優れていると言えます。
夜遅くまで街を散策しても、危険を感じることはほとんどありません。これは、マルタの魅力の一つであり、観光客にとっては大きな安心感を与えます。そのため、治安の良さを重視する旅行者にとって、マルタは非常におすすめの旅行先と言えるでしょう。

治安の良いマルタのイムディーナ

3. リゾートx中世

マルタは、リゾート感と中世の雰囲気を同時に楽しむことができる魅力的な島国です。広いオーシャンビューの部屋やテラスがあるリゾートホテルに宿泊しながら、中世の街歩きを楽しむことができます。
特に、旧首都のイムディーナは、中世の街並みがそのまま残っており、まるで時間旅行をしているかのような感覚を味わうことができます。
マルタは小さい島国でありながら、その中に多くの魅力が凝縮されています。リゾートホテルでの滞在と中世の街並みの散策、この二つの経験は、マルタならではの特徴で、ヨーロッパの他の地域ではなかなか楽しむことができないのではと思います。

4.美味しくて雰囲気の良いレストラン

マルタには、美味しい料理と素晴らしい景色を楽しむことができるレストランがたくさんあります。その一つが、中華料理の「TORA」というレストランです。このレストランは、ショッピングや観光で人気のスリーマに位置しており、下の写真のように世界遺産のバレッタの眺めを楽しみながら食事をすることができます。
マルタの人々は、外で食事をすることが好きで、カフェやレストランのテーブルが至る所に設置されています。また、マルタの気候は温暖で、冬でも気温が下がりすぎず、昼間はTシャツで過ごせるほどです。
マルタのレストランは、どのレストランに入っても美味しい料理を楽しむことができます。さらに、眺めの良いレストランや、オープンテラスでの食事、石造りの雰囲気のあるレストランなど、色々な雰囲気のレストランがあって美味しい食事を楽しむことができます。

中華料理の「TORA」
中華料理の「TORA」

5. 観光地の数々

① 世界遺産の街、首都「バレッタ」

バレッタは、その魅力的な街並みと世界遺産の地位から、マルタを訪れる旅行者にとって見逃せないスポットです。この街は、1565年のジハード(オスマントルコがマルタを攻撃した時)で防衛のために作られ、その中世の建物が今もそのまま残っています。
バレッタの街並みは、石造りの建物や飾り窓、そして聖ヨハネ大聖堂など、歴史的な魅力が溢れています。また、街中にはオープンテラスのカフェが点在し、街の雰囲気を楽しむことができます。
さらに、お土産屋さんもたくさんあり、旅の思い出にピッタリのアイテムを見つけることができます。バレッタの街歩きは、その歴史的な魅力と現代のリゾート感を同時に楽しむことができ、マルタ訪問の際にはぜひおすすめです。

世界遺産の街、首都「バレッタ」

② 城壁に囲まれた古都「イムディーナ」

イムディーナは、マルタのバレッタから内陸に約20kmの位置にある、城壁に囲まれた古い街です。この街は、特定の門からしか入ることができない特徴があります。街の中には、結婚式後の写真撮影に人気の場所や、教会、カフェ、展望台などがあります。
また、細い道を歩きながら、街並み、ホテルやお土産屋さん、レストランやカフェを楽しむことができます。イムディーナは、マルタを訪れる旅行者のほとんどが訪れると言われている場所ですので、行かれた際は是非イムディーナへ行ってみてください。

城壁に囲まれた古都「イムディーナ」

③ NO.1繁華街「セントジュリアン」

セントジュリアンは、海沿いにホテルやレストランが並ぶ、マルタのリゾートエリアとして知られています。ここにはデラックスホテルが集結し、夜はカジノやクラブ、バーで賑わう繁華街となります。
特に、リゾートホテルでの滞在を希望する旅行者にとって、この地区は最適な選択肢となります。様々なホテルがありますが、中でも「ウェスティンドラゴナーラ」は特におすすめです。このホテルは5つのレストラン・バー、2つのプライベートビーチ、3つの屋内外プール、敷地内にはカジノも設けられています。セントジュリアンは、リゾートの雰囲気を感じられるとともに、繁華街が隣接している地域となっています。

NO.1繁華街「セントジュリアン」

④ フォトジェニックな漁港「マルサシュロック」

マルサシュロックは、マルタ最大の漁村で、カラフルにペイントされた伝統的な漁船「ルッツ」が浮かんでいます。日曜日には、マルタ島近郊で獲れた魚や多くの露店が並ぶサンデーマーケットが開かれ、地元の住民で賑わいます。漁村らしく、新鮮な魚介類を使った料理は絶品です。また、美味しいシーフードレストランが集まっているため、シーフードが好きな方には特におすすめです。観光の一部として、ここで昼食を取り、次の場所へ行くというスケジュールを組むこともおすすめです。

マルサシュロック

⑤ 神秘的な青の世界「青の洞門」

イタリアのカプリ島には、非常に有名な「青の洞窟」があります。しかし、マルタにも同様の「青の洞門」という名の場所が存在します。これら二つの場所の主な違いは、洞窟の入口の広さです。カプリ島の青の洞窟は入口が狭く、波があると船で入ることができません。一方、マルタの青の洞門は入口が広く、船で簡単に入ることができます。ただし、波が高すぎる場合は入ることはできません。マルタの青の洞門は、広い入口から青く光る神秘的な世界を覗き見ることができる場所として知られています。

青の洞門

⑥ 映画のセットがそのまま残る「ポパイ村」

1980年にマルタで制作された映画「ポパイ」のセットは、撮影後もそのまま保存され、現在は「ポパイビレッジ」というテーマパークとして公開されています。映画のキャラクター、ポパイやオリーブの扮装をした人々がパーク内を歩き回り、訪れた人々を楽しませています。入場料を払うことで、この特別な場所を訪れ、楽しむことができます。また、周囲の海は非常に美しく、写真撮影に最適なスポットとしても人気があります。

ポパイビレッジ

⑦ NO.1ビーチ「コミノ島・ブルーラグーン」

ブルーラグーンは、マルタ島とゴゾ島の間に位置するコミノ島にあります。コミノ島の入口、つまり船が着く場所にこのブルーラグーンが存在します。その透明度は非常に高く、船が浮かんでいるように見えます。マルタは宮古島と同じで川がない島で、そのため海の透明度が非常に高いです。
夏になると、多くの人々が海で遊びに来ます。基本的に、5月から9月は海で泳げる時期とされています。4月と10月は少し頑張れば泳げるかもしれません。ですので、海で泳ぎたいと思っている方は、5月から9月の間に訪れることをお勧めします。この期間は、ブルーラグーンを最大限に楽しむことができます。

コミノ島・ブルーラグーン

⑧ 歴史部会魅力満載の「ゴゾ島」

ゴゾ島自体も、ノスタルジックで素朴な雰囲気が魅力です。開拓されていない自然や、昔の雰囲気がそのまま残っています。その中でも、特に有名なのが「タ・ピーヌ教会」で、これは「奇跡の教会」とも呼ばれています。昔、マルタの子供が重い病気にかかったとき、この教会で祈ると治ってしまったという話があり、その感謝の手紙が教会内に多数残されています。
また、ゴゾ島には「ジジュガンディーヤ」という世界遺産もあります。ここには、巨石神殿群があり、これは紀元前3600年に作られたとされています。これは、エジプトのピラミッドよりも古いとされ、人間が作った世界で最も古い神殿と言われています。さらに、ゴゾ島には塩田もあり、ここで塩が作られています。時間が許すなら、ぜひ訪れてみてください。

ゴゾ島

6. お得な旅行代金

マルタへの旅行は、エミレーツ航空やトルコ航空を利用することで、比較的お得な価格で行くことが可能です。また、マルタのホテルは物価にもよりますが、デラックスホテルクラスでもかなりお値打ちな価格設定になっています。
先日、私が2月にマルタマラソンに参加した際の旅行代金は、6日間のトルコ航空利用と、4つ星のスリーマのホテルに宿泊(オーシャンビューで長めの朝食付きのプラン)した場合、その6日間の旅行代金は約20万円以下でした。


ホテルのクラスや宿泊日数、旅行の時期によっても料金は変わりますが、現在の円安の状況を考えると、このお得な旅行代金は大きな魅力となります。

7. マルタ留学・結婚式・マラソン

マルタは英語圏であり、そのため英語の勉強を目的とした留学生にとって魅力的な場所です。

また、マルタの結婚式も非常に人気があり、宮殿や邸宅、チャペルや教会での結婚式を手配することが可能です。

さらに、マルタでは毎年2月の最終日曜日にマルタマラソンが開催されます。エントリー代金は1人9000円で、9月からエントリーが開始されます。フルマラソンとハーフマラソンのどちらかを選ぶことができ、どちらもエントリー代金は9000円です。マラソンが好きな方で、新しいマラソンの場所を探している方には、マルタマラソンがおすすめです。詳細については、お気軽にお問い合わせください。マルタは留学、結婚式、マラソンと、様々な魅力を持つ場所です。

動画でも案内していますので、是非ご覧ください。

早川

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