ハワイ入国拒否・強制送還にならないための入国審査情報
この記事を書いた人
杉浦
2025年最新 ハワイ旅行入国審査
最近、日本人がハワイで入国拒否や強制送還されるニュースをよく目にします。ハワイに入国するにはアメリカの入国条件を基本的に満たす必要があります。観光旅行の際に現地でトラブルにならないよう、注意点をお伝えしたいと思います。
ハワイの入国条件(観光旅行)
パスポート
滞在期間分の有効期限があるパスポートが必要です。特に、90日以上の有効期限があることが望ましいです。90日未満の場合、入国審査で別室に連れて行かれ、質問を受けることがあるため注意が必要です。パスポートの残存期限が90日を切っている場合は、更新手続きを行いましょう。
ハネムーンでの苗字変更
ハネムーンで渡航する際に苗字が変わる場合は、新しい苗字でパスポートを申請するか、旧姓での予約を行いましょう。必ず、旅行予約とパスポートの苗字が一致するように注意してください。
往復航空券
片道の航空券では不法滞在の可能性があるため、ハワイに入国する際には必ず往復航空券を持って行きましょう。入国審査の際には往復航空券やホテルの予約証明書を見せられるように準備しておくと安心です。これらは画面で表示できる形でも問題ありませんし、口頭で答えられるようにしておくとよいでしょう。
ESTA登録
電子渡航認証システム(ESTA)は、米国への渡航を希望する方が事前に申請しなければならないシステムです。ESTAは、米国国土安全保障省(DHS)が運営しており、ビザ免除プログラム(VWP)を利用して渡米する場合に必要です。
ESTAについて
ESTA申請期限
・渡航予定日の72時間以上前に申請が必要です。
・理想的には、出発する飛行機の3日前までに申請してください。
・承認は最長で72時間以内におりるため、1ヶ月以上前の申請を推奨します。
パスポート情報の確認
・パスポートの情報を正確に入力する必要があります。
・名前、生年月日、パスポート番号の1文字でも違っていると、入国ができません。
・ESTAはパスポートの情報と紐付いており、正確な情報が必要です。
ESTA有効期限
・ESTAは承認後2年間有効です。
・帰国日までESTAが有効である必要があります。
・入国日から90日以上有効期限が残っていることが推奨されます。
承認が下りなかった場合
・申請が承認されない場合、観光ビザの申請が必要です。
・東京や大阪の領事館で面接が必要となり、予約が難しい場合があります。
・安全のため、2ヶ月前からESTAを申請することを推奨します。
申請情報の間違い
パスポートのデータや名前を間違えた場合、新しく正しい情報でESTAを再申請してください。
入国拒否・搭乗拒否・強制送還の事例
日本の空港で搭乗拒否
・ESTAが確認できない、または申請が完了していない場合。
・VISAなしで片道航空券のみの場合。
入国管理官の判断で入国拒否
・過去に不法滞在や怪しい滞在履歴がある場合。
・入国審査時に怪しい答えや法律違反の答えをした場合(ハワイの法律に触れていないか、不法な滞在をしないか)
疑われやすいケース
・女性単身の渡航
・他人の家での長期滞在も不法滞在と見なされることがあります。
・不安定な収入源の職業(インフルエンサーやYouTuberなど)
これらの場合は観光目的であることを証明する書類や、収入が安定していることを証明するものを準備することをおすすめします。
入国審査で聞かれること
質問内容
滞在日数: 何日間滞在するか。観光のESTAで入国する場合は90日を超えないように。
滞在目的: 観光目的であることを明確に答える。
滞在先: 滞在するホテルの予約確認書を見せる。
帰国日: 帰国日を明確に答え、復路の航空券を紙で提示できるように準備。
職業: 自分または同行者の職業を答える。特にパートナーが働いている場合、その職業についても把握しておく。
所持金: 所持している現金額を正確に答える。1万ドル以上の現金は基本的に持ち込めない。
持ち物: 持ち込み禁止物を持っていないことを確認し、正直に答える。
注意点
ジョークは慎重に: 審査官がノリの良い場合でも、ジョークが誤解されないように注意。
事実を正直に答える: 正直な回答を心掛ける。
書類を準備: 滞在先の確認書類や復路の航空券などを紙で準備し、すぐに見せられるようにする。
動画でも案内していますので、是非ご覧ください。