2013年06月10日 スタッフ帰国報告

杭州・上海 現地視察記

山田

この記事を書いた人

山田 【パッケージ担当】

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中国におけるラグジュアリーなホテル事情や、アジアにおける旅行のトレンドを探るべく、杭州と上海に行ってきました。

まず最初に向かったのは杭州。中国6大古都(北京・南京・杭州・西安・開封・洛陽)の一つで、日本の京都のような風情のあるお寺や古い町並みと、モダンなレストランなどの融合が見られ、歩いていても楽しいです。

杭州へは関西か成田から直行便がありますが、今回は上海浦東国際空港まで行き、そこからリニアモーターカーに乗り地下鉄の龍陽路駅まで8分。時速300KMの世界です。

龍陽路から地下鉄に乗り換え約45分で上海虹橋駅へ。

ここは上海虹橋空港といっしょになる総合駅ですがとにかく広いの一言。ここで中国新幹線に乗り換えて約1時間で杭州駅です。新幹線は日本が技術協力しただけあって快適です。車両にもよりますが、3クラスあります。お勧めは商務席。飛行機のビジネスクラスのように水平にリクライニング可能な革張りの席は個室感覚(5~10席のみ)と相重なって静かでいいです。

杭州から向かったのはJSTホームページ内でもお馴染みのスモールラグジュアリーリゾート、究極のリゾートとも言われる“アマンリゾート”の中国にあるホテルの一つ、“アマンファユン”です。

ホテルは昔、南宋時代の建物を一部残した村をそのままリゾートにしてるので、ホテル内を流れる小川や竹林、庭などは静寂で本当に素晴らしいの一言。

会社のセミナーや研修でもここは良く使用されるだけあって京都の嵯峨野や高雄、貴船のような雰囲気があります。また周りにある7つの寺はどれも必見です。

その中でも永福寺と霊隠寺に拝観したのですが、南宋時代に建てられた建物は一見の価値ありです。霊隠寺は中国禅宗10刹の一つになっています。

夕方から夜にかけては西湖の東側にある河坊街という歩行者天国に行き、その街並みやシルクなどの雑貨、中国杭州料理などを堪能しました。

杭州の最大の観光は何と言っても世界遺産の西湖です。情緒豊かな風景と歴史的な建物や手入れされた庭、竹林がミックスされて富士五湖周辺を中国風に大きくしたような風情ある観光地になっています。

杭州は上海から新幹線で約1時間ですので上海と組み合わせて行くのがお勧めです。今と昔の中国が見られる旅行の組み合わせになるので、とても良いと思います。

次に向かったのが上海です。上海は中国でも経済の中心です。政治は北京、経済は上海です。

歴史的な外灘や豫園の風情と、現代の象徴ともいうべく浦東の街並みは、各種デザインを勉強している方々には是非見ていただきたいです。

上海はホテル建築ラッシュで、2つ目のフォーシーズンズやスターウッドホテルズの最高峰ラグジュアリーコレクション、シャングリラなど新しいホテルが次々とオープンします。

ホテルに泊まらなくとも、レストランだけでも行く価値はあるくらい雰囲気が素晴らしいです。モダンコンテンポラリーというコンセプトでホテルをデザインし、中国やアジアの文化とミックスさせています。

最後に豫園で2つの小龍包を食べに行って来ました。一つは豫園内にある一番古いといわれる南翔饅頭店。

1~3階まであり1階がテイクアウトで一番安く、2階は座って食べられるが値段が2割ほど高くなり、3階は完全なレストラン(現在は休んでいます)です。近くのティンタイポンへも行きました。ここは台湾から来た老舗です。こちらも上品で美味しかったです。ゆっくりと食べたいなら色んなメニューがあるこちらでしょう。

中国の杭州と上海は出張だけでなく観光でも訪れると楽しい街です。日本でいえば京都と東京を行き来するイメージです。風情ある素敵な旅行をお楽しみ下さい。

 

山田

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山田【パッケージ担当】