2016年10月24日 スタッフ帰国報告

バルト3国

浅菜

この記事を書いた人

浅菜 【パッケージ担当】

  • アール・ヌーヴォー建築
  • エストニア
  • タリン
  • バルト三国
  • ハンザ同盟
  • ブラックヘッドの会館
  • ユーゲントシュティール建築
  • ヨーロッパ
  • ラトビア
  • リーガ

今回の研修では、バルト3国のうち、エストニア、ラトビアを訪れました。
なんとなく知っているようで、はっきりと分からない「バルト3国」。
皆さんの身近なものになるように、これから紹介していきたいと思います。

バルト3国それぞれの国の首都は、3都ともに世界遺産に登録されており、街自体に中世の街並みが色濃く残っていて、観光地としては。街歩きなどを楽しみながら、北欧雑貨などにも触れることができます。

では、バルト3国とは、一体どこにあるのか?
写真で位置を確認してみましょう。

隣国には、ロシア、ポーランド、ベラルーシがあり、エストニア首都「タリン」に関して言えば、なんとフィンランドのヘルシンキからフェリーでたったの約2時間の距離にあります。

ヘルシンキと言えば、名古屋からはフィンランド航空が直行便を就航しており、約10時間のフライト時間で訪れることができます。実は、遠いようで、意外と行きやすい距離にあるのが想像できるかと思います。

ヘルシンキで乗り継いで、バルト3国のそれぞれの首都へ、同日乗継でアクセスできます。

エストニアの首都「タリン」は、ヨーロッパでもっともよく保存されている旧市街の一つで、ぐるりと城壁に取り囲まれ、コンパクトな広さの中に、細い通路や坂、階段が至る所にあり、街歩きには最適です。

(予備知識)エストニアは、インターネット電話「Skype」の発祥の国。
それを象徴するように、バルト3国の街の至る所では、無料Wi-fiが利用でき、ルーターいらず。

13世紀からハンザ同盟の港町として栄えたリーガ。バルト三国最古の町で、今も最大の街です。
街の中心には、ラトビア独立の象徴ともいえる自由記念碑がそびえたちます。

中世以来ハンザ同盟の都市として発展し、ソ連邦の時代を経て、1991年に独立を果たしました。
ラトビアの首都「リガ」には、自由の記念碑がラトビアの自由、独立、主権のシンボルとして公開集会や公式式典などで使われるなど、大切にされています。

中世時代、貿易で栄えたこの街には、貿易商人によるコンサートやダンスパーティが行われていた、「ブラックヘッドの会館」が、空襲で破壊されたりといった歴史を経て、1999年にリーガの創設800周年を記念して、再建されています。

ラトビアのリガといえば歴史地区全てが世界遺産登録されていることで有名です。その世界遺産の1部分を構成しているものにユーゲントシュティール建築(アール・ヌーヴォー建築)群があります。

ユーゲントシュティール建築群(ドイツ語)、あるいはアール・ヌーヴォー建築群(フランス語)と呼ばれる建築が多いことで有名です。19世紀末期~20世紀初頭にかけてラトビアがソ連の支配下に入るとともに、リガでは建築ラッシュが起こりました。リーガ市内の街並みを歩きながら、ユーゲントシュティール建築を探してみるのも、お勧めです。

まだまだ聞きなれないバルト3国。
一度知ったら、その魅力にどっぷりはまってしまうこと間違いなし。

少しでも興味を持たれた方は、是非ジェイエスティへお越しください。

浅菜

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