ハワイ挙式のすべて

海外挙式といえばハワイ！というイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか？ハネムーンでもハワイ、挙式でもハワイ。ハワイ人気は圧倒的です。コロナ前は年間30,000人ほどが海外で式を挙げていると言われていますが、そのうち66％がハワイ挙式を選んでいるそうです。なんと3組に2組はハワイで結婚式を挙げています。

今回はハワイ挙式をお考えの方に、ハワイ挙式のすべてをお話ししたいと思います。ぜひ参考にしてみてください。

ハワイの魅力

①素敵なロケーション

②日本人スタッフが多い

現地日本人スタッフの存在はとても安心だと思います。そして挙式スタイルはもちろんメイクやヘアスタイルなども日本人の好み、流行りを理解してくれるので希望も伝わりやすいですし、ホスピタリティが充実していることは高い満足度につながります。

③日本各地からアクセス可能

ハワイの玄関口、ホノルルには日本各地から直行便が運航しています(成田・羽田・関空・中部・福岡)。そのため、参列者が参加しやすいというメリットがあります。また、直行便は安心なので、挙式をするカップルがご家族や友人がちゃんと到着できるかなと心配する必要がないのも大きいですね。

④治安の良さ・日本語が通じやすい

日本人の人気観光地でもあるハワイは、旅行慣れしていないカップルや参列者にはとても安心です。また、参列するご家族も各自で安心して街歩きや観光ができるため、カップルもご家族への心配を軽減できます。

⑤リゾートと観光の両立

過ごし方のバリエーションが豊富というのも大きな魅力です。リゾートのようにゆったり過ごしたり自然を満喫することもできますし、観光したりアクティブに動くこともできます。マリンスポーツなどの体験型アクティビティや非日常を楽しめるディナークルーズも人気です。老若男女問わず楽しめるのが最大のメリットです。

⑥雨・湿気の少ない温暖な気候

ハワイは年中温暖な気候のため、過ごしやすさも魅力だと思います。パラダイス気候(シルクエアー)と呼ばる、肌にまとわりつかないさらっとした気候のため、気温が高くても不快感は少ないです。また11月～3月はハワイの雨季にあたりますが、ずっと雨が降り続ける雨季とは違い、一時的に降って止むというものです。

超基本情報7選

①どの時期が価格的におすすめ

ハワイ挙式の費用としては式場にもよりますが、基本的に年間通して大幅には変わりません（料金の変わり目のタイミングで若干高くなることはあります)。どちらかと言うと、旅行の部分で航空券やホテルの値段が時期によって変わってきます。4月、5月、6月の ゴールデンウイークを外した時期か、秋ですと10月、11月、12月2週までがお値打ちに行けます。冬は年末年始を外して1月、2月もお値打ちです。

②天候がいいのはいつ？

ハワイは雨が少なく気温は24～30℃で安定しており、1年中ベストシーズンといえます。11月～3月は雨季となりますが、一日中降ることはあまりなく、「シャワー」といって朝夕などに「にわか雨」が降る程度で、日中はビーチで泳ぐことも可能です。雨上がりには虹が見られることもしばしばあります。ただコオラウ山脈がある東海岸の方の結婚式場を選ぶ場合は、冬の時期は雨＋曇りがちになりやすいということはありますので、場所的には避けられた方が良いかもしれません。

③結婚式は何日目がベスト？

ハワイに行く際、直行便を利用すると夜日本を出発して朝ハワイに到着します。日付変更線を通過するため、日程としては同日朝に到着することになります。そのため、ほとんどの方は翌日の2日目に挙式の予定を入れています。もちろんこのパターンでもOKですが、できれば3日目に挙式の予約をされることをお勧めします。これまで多くの方々の挙式＆ハネムーンを手配してきた経験から、天候不良などによるフライトの遅延やキャンセルのケースにも安心という理由からです。このような場合フライトの変更は手配できても、挙式は簡単には予約をずらすことができません。現地に着いてからバタバタと式に臨むようなことにもなりかねません。メインイベントの挙式が滞りなく行われるよう、なるべく余裕を持ったスケジュールを組まれることが大切ですね。

④衣装はみんなどうしてる？

ハワイ挙式時の衣装に関しては、主に4つのパターンがあります。

（1）日本でレンタル衣装を試着して、現地で同じものを用意してもらう。

（2）日本でレンタル衣装を試着して、ご自身でその衣装を持参する。

（3）日本で衣装を購入して、ご自身でその衣裳を持参する。

（4）現地に着いてから衣装を選んで決める。

コロナ禍の影響で、現地の衣装サロンも閉鎖したりシステムを変更したりしているところもあります。ご希望の式場が現在どのシステムで衣装の手配をしているのかを事前にチェックする必要があります。

ウェディングドレス選びは花嫁様にとって一番重要なポイントとも言えます。「こんなはずでは…」とならないように、ぜひご相談ください。

⑤挙式費用の相場は？

ハワイ挙式の費用の相場は選んだ式場や参列者の人数によって変わってきますが、基本プランとしては80万円から100万円程度（式代、衣装、フォトツアー、送迎車付）が一般的です。ただし、写真やビデオにこだわったり、パーティーなどの要素を追加すると、予算は増えていきます。写真撮影だけでも100万円！を超えるようなオプションプランもあります。

（1）国内挙式の相場との比較
国内挙式の相場は約460万円ほどだと言われています。ご祝儀で約200万円前後カバーできるとしても実費が260万円ほどかかる計算です。ハワイ挙式の相場は渡航費なども含めて約160万円ほどですので、国内挙式相場よりもお値打ちにできるのもポイントです。

（2）低価格プランの秘密
ハワイ挙式の費用を160万円ほどとお伝えしましたが、よりお値打ちにする方法もいくつかあります。

ひとつはホテル選びです。ホテルのグレードは予算に大きく関わってきますが、JSTのお勧めは自社所有のコンドミニアム、ワイキキサンセットです。リビング、キッチン、寝室を備えた広いコンドミニアムは、部屋でのお支度もしやすく、デラックスホテルよりもお値打ちになるのでお勧めです。

ふたつ目は衣装に関してです。現地に到着してから衣装を選んでそのまま挙式するお手軽な挙式プランもあり、その場合は20万円ほどで結婚式を挙げることも可能です。おふたりのご予算に合わせて様々な提案ができるため、是非私共にご相談ください。

（3）こだわりたいところへ予算を
できるだけ予算を抑えるというのも選択肢の一つですが、お勧めは抑えるところは抑え、こだわりたいところへ予算をかけるというものです。衣装・写真・DVD撮影・パーティ・ホテルなどお二人のこだわりたい部分はこだわりましょう。例えばホテルに関して「どうしても泊まりたいホテルがあるけど予算が…」という場合は、泊まりたいホテルとコンドミニアムの分泊をするという方法もおすすめです。

⑥参列者は普通何人くらい？

一般的に、ハワイ挙式ではご両親や兄弟などの家族や特に親しいご友人がご参列されることが多いです。ご両親2組と兄弟姉妹が各2人ずつ参列されるなど、合計で10名様前後のご参列となることが多い印象です。もちろん、新郎新婦おふたりのみで結婚式をされる方も多くいらっしゃいます。

⑦参列者の費用は誰が負担？

結婚式のご参列者の費用について、10組中9組ぐらいのカップルの方はご家族の方々が旅費を自費で負担されています。具体的には、航空券や滞在費用などはご参列者自身が負担し、結婚式後の食事やパーティーにおいては新郎新婦がおもてなしを行い、その費用を負担することが多いです。

番外編：混みあう予想日

（1）出発曜日は圧倒的に土曜日出発が多く、金曜、日曜と続きます。そのため、挙式日は日曜、月曜のお日柄の良い日が人気となります。

（2）出発時期は、年末年始・お盆などのピーク時はツアーの値段が上がることから、その時期を外しての予約が多くなる傾向です。10月出発が特に多く、春・秋の時期が人気です。

（3）挙式時間は10時・11時・12時開始の式が人気が高く、早くから予約が埋まってきます。

上記の混み合う予想日に計画を立てている方は、特に早めにご相談ください。

式場バリエーション

ハワイ挙式が選ばれる魅力の一つは式場バリエーションの抱負さです。それぞれの特徴を下記にご紹介しますので、是非参考にしてみてください。

チャペル

教会

ガーデン

ホテル

ビーチ

邸宅

【チャペル】セントカタリナシーサイドチャペル

現在JSTの中で3名も式を挙げたスタッフがいるほど人気でおすすめのセントカタリナシーサイドチャペル。その秘密を説明したいと思います。

【教会】セントアンドリュース大聖堂

ハワイの教会で挙式を検討中の方に、ハワイでは珍しい教会「セントアンドリュース大聖堂」の人気のポイントをお話ししたいと思います。

①神秘的なステンドグラス

入り口の扉を開けると、全面がステンドグラスで飾られた大聖堂内が広がり、神秘的に差し込む光が大聖堂を彩ってくれています。このステンドグラスをバックに素敵な写真も撮っていただけます。特に、午後2時から3時頃が光が一番差し込む時間帯で、その美しい光景を楽しむ人気の時間帯になっています。

②回廊のある荘厳な内観

下の写真を見ていただくとお分かりいただけると思いますが、回廊が美しいアーチや装飾で彩られ、荘厳な雰囲気が一層引き立っています。回廊のある教会はヨーロッパにはよく見られますが、ハワイでは本当に珍しく、他には1ヶ所しかありません。

③47mのバージンロード

結婚式に参列する人々が横向きに向かい合う席の配置があり、バージンロードはなんとハワイ最長の47mもあります。ヨーロッパの式場と比べても引けを取らない長さで、実際の教会で結婚式を挙げたい方の重要なポイントの1つになっているのではないかと思います。

④挙式後敷地内でゆったりフォト

セントアンドリュース大聖堂は広大な中庭と回廊があり、挙式後には教会の敷地内でゆっくりと写真を撮ることができます。結婚式後も大聖堂内での時間を楽しめ、芝生や回廊など様々なフォトスポットがあります。通常、結婚式後はビーチなどに写真を撮りに行くことが一般的ですが、セントアンドリュース大聖堂では教会内での写真撮影も魅力の一つとなっています。

まとめ

本来憧れのヨーロッパの荘厳な教会で結婚式を挙げたいと思っていたカップルの方が、ご親戚やお友達の参加を考慮して、ハワイのセントアンドリュース大聖堂を選ばれる事が多い印象です。ただし、セントアンドリュース大聖堂は予約に関する厳格な条件があり、予約後15日以内であれば変更や取り消しは可能ですが、15日を過ぎてから40日前までに変更、キャンセルをすると挙式代金の50%がかかり、39日前からは全額が変更・取り消し料として請求されてしまいますので、この点については注意が必要です。

【邸宅ウェディング】アイネスヴィラノッツェ・ワイキキレイア

①ダイアモンドヘッドの麓にある邸宅ウェディング

②選べる式場タイプ

ハワイでは海が見えるチャペルも人気ですが、ダイヤモンドヘッドの麓にある素敵なチャペルも素晴らしい選択肢だと思います。また、邸宅の敷地内にはガーデンウェディングもでき、自然の中で開放的な雰囲気の中で結婚式を挙げることもできます。お二人の好みや理想に合わせて、室内の厳粛な雰囲気でのチャペル内の挙式か、開放的な雰囲気のあるガーデンウェディングかを選ぶことができます。

③フォトスポット満載

この邸宅はフォトスポットが満載で、階段や手入れされた芝生の上でのチャペルをバックにした写真、控室がある2階のテラスでのケーキカットなど、様々なシーンで美しい写真を撮ることができます。さらに、邸宅内でゆったりとした時間の中で様々な雰囲気の写真を楽しむことができるのが魅力です。これにより、結婚式当日に色々な場所を移動する手間が省け、快適に素敵な写真を残すことができます。

④映画のワンシーンのようなパーティー

この会場は写真からもお分かりいただけますように、まるで映画のワンシーンのような雰囲気で、結婚式が終わった後に、パーティーを楽しむことができます。室内でのパーティーはもちろん、外でのガーデンパーティーも楽しむことができます。ハワイで家族や友人たちと楽しいパーティーを開くことができるため、映画の一場面のような感動的な瞬間を大切な人たちと共有できます。結婚式後の食事会やワイワイしたパーティーが好きな方には、この会場が本当におすすめです。

【ガーデン】プルメリアガーデンウェディング

ハワイの自然を感じながらのガーデンウェディングの中で、ブライダルワンおすすめのプルメリアガーデンウェデングの人気のポイントをお話ししたいと思います。

①自然を感じるガーデンウェディング

ハワイでの自然を感じるプルメリアガーデンウェディングは、目の前にラグーン広がり芝生の上で行われる魅力的な結婚式です。一般的にはガーデンウェディングと言いますと、ホテルで行われるガーデンウェディングが主流で、こちらはお値段的に結構高くなってしまいます。ハワイではこうした独立型のガーデンウェディングが可能な場所が少なく、その中でプルメリアガーデンはホテルよりご予算的にもリーズナブルで、お勧めです。ここでは、自然の中でアットホームな雰囲気を大切にしながら、結婚式を挙げることができます。

②挙式後プライベートガーデンパーティー

③挙式後敷地内でゆったりフォト

ガーデンウェディングの挙式後にお二人だけでなく、ご家族との写真も撮影できます。敷地内には美しいビーチがあり、移動せずにビーチでの写真撮影も可能です。又、敷地内にはブランコがあったりと様々なシーンでの写真撮影が楽しめます。

④全天候型のハワイウェディング

ハワイの独立型ガーデンウェディングが少ない理由は、ハワイが通常雨が少ない地域である一方で、スコール的な軽い雨が降ることがあるため、外での結婚式に対する天候の心配があるからです。しかし、この点に対応するために、敷地内にチャペルが併設されていることが特徴的です。もし雨が降った場合、ガーデンでの式を行うことが難しい場合でも、代替案としてチャペルでの挙式が可能です。これが全天候型のハワイウェディングの特長であり、ホテルのガーデンでは難しいケースでも、会場内での挙式がスムーズに行えることが魅力とされています。このような全天候型のウェディング会場があることで、安心してガーデンウェディングを選ぶことができ、その点が人気の理由のひとつとされています。

ホテルウェディング

結婚式をホテルで行うことで、ゲストが泊まっているホテルで参列でき、移動にかかる時間や費用が軽減され、よりスムーズでゲストに優しい結婚式が実現できます。ハワイには多くのホテルがありますが、結婚式が行えるホテルは限られています。その中で、特にお勧めの7つのホテルをご紹介します。

ザ・カハラホテル ～オーシャンフロントウェディング～

ワイキキから車で15分ほどの距離にある海沿いのリゾートホテル、ザ・カハラには、プルメリアビーチハウスと呼ばれるレストランがあり、このレストランの正面には美しい芝生が広がり、結婚式のためにガゼボが設けられ、ゲストの席やバージンロードが配置されています。目の前に美しい海が広がり、解放感あふれる素敵な結婚式が執り行われます。

ザ・モアナチャペル in モアナサーフライダーウェスティンリゾート

ワイキキのメイン通りであるカラカウア通りとワイキキビーチに面した人気のモアナサーフライダーウエスティンリゾートは、ハネムーンやウェディングを考える方にとって最も人気のあるホテルの一つです。ホテル内には、オーシャンビューのチャペルがあり、ホテルのレストランのテラスで海を眺めながらのレセプションも可能です。

ザ・マカナチャペル in シェラトンワイキキリゾート

シェラトンワイキキも新婚旅行に行く方に非常に人気のある大型リゾートホテルで、オンザビーチに位置しており、真っ白な教会チャペルからは素晴らしい海の眺めが楽しめます。モアナサーフライダーウエスティンリゾートと同様に、結婚式後にシェラトンワイキキのレストランで食事を楽しむことができます。

ハレクラニウェディング

ハレクラニホテルは、ワイキキの中心部でオンザビーチに位置しています。ハレクラニホテルは、ワイキキの中で最も人気で高級なホテルであり、多くの人がハレクラニホテルに泊まって、結婚式を挙げたいと思っていると思います。ハレクラニでは、ガーデンやチャペルでの結婚式が可能です。

ザ・アカラ・チャペル in ヒルトンハワイアンビレッジ

ヒルトンハワイアンビレッジはワイキキから少し離れてはいますが、ホテル棟が多く立ち並び、ビレッジと呼ばれるほど様々な施設があります。ご家族で一緒に旅行し、結婚式に参列する方には、ご予算に合わせてプランを組むことができます。ビレッジ内にはザ・アカラ・チャペルと呼ばれる白基調の素敵な独立型チャペルがあり、結婚式後にはプライベートビーチでの素敵な写真撮影も楽しめます。この流れがスムーズで人気があります。

ヘルモアガーデン/オーシャンローン in ロイヤルハワイアン

ロイヤルハワイアンは、特に新婦様や女性のゲストにとって非常に人気があり、そのピンク色の特徴的な外観はハワイで泊まりたいと希望する方に広く知られています。ロイヤルハワイアン内には、ヘルモアガーデンと呼ばれる素敵な中庭でのガーデンウェディングか、オーシャンローンと呼ばれる、ビーチの目の前にガゼボを設置してビーチの芝生で結婚式を挙げることができます。

イリカイチャペル in イリカイホテル＆ラグジュアリースイート

イリカイホテル&ラグジュアリースイートにあるイリカイチャペルの特徴的な点は、最上階30階からハワイの空と海を一望する眺めで、270°近くのガラス張りで一面に広がる海を見下ろしながら結婚式ができるという点です。イリカイチャペルは、景色を楽しむ結婚式を望む方におすすめで、ホテルに泊まらなくても結婚式の手配ができます。

いかがでしたでしょうか？

海外挙式には多くのお勧めな国がありますが、「ハワイ挙式」より安心感を備えている場所は他にないと思います。
海外挙式をする3組に2組はハワイで挙式をするという理由、納得していただけたでしょうか？圧倒的人気を誇るハワイ挙式ですが、大事なのはしっかり準備に時間をかけることです。

もしハワイ挙式や海外挙式に興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。